1. 長いリンクが招く3つのロス
会議のスライドやイベント活動の大会要項をSNSへ貼るとき、URLが数行に折り返されてしまった経験はありませんか? 長すぎるリンクは、次のような“ロス”を生みます。
- 視認性の低下 ─ LINEやInstagramのプレビューが崩れ、読み手がスルーしがち。
- 管理コストの増大 ─ どのリンクがどの資料か分からなくなり、探し直す手間が倍増。
- 信頼性の低下 ─ フィッシングURLと勘違いされ、クリック率が落ちる。
私は月200本のリンクを扱っていますが、以前はExcelで一つずつ短縮していたため、404エラーやリンク切れが頻発。仲間から“提出物のURLが開けない”と指摘され、余計な対応に追われました。
要点:リンクは短く・分かりやすく・安全そうに見えることが大切。
2. ジジリー(ZIZILY)とは?無料・登録不要の万能ツール

ZIZILY公式サイト は、会員登録すらいらないオールインワン短縮サービス。主な機能は次のとおりです。
機能 | できること | 日常生活での活用例 |
---|---|---|
URL短縮 | 貼ってEnter→最短3秒 | イベントの企画書リンクをスマートに共有 |
クリック解析 | デイリー・地域別PVを自動集計 | 模試解説動画の視聴率を確認 |
カスタムスラッグ | ~/chem-test など自由に命名 | 業務ごとにリンクを区別 |
画像圧縮 | 最大90%軽量化 | 掲示用ポスターを高画質のまま提出 |
ファイル便 | 2GBまで転送&期限・PW設定 | 行事動画をメンバーへ共有 |
チーム共有(β) | 権限付きフォルダで共同編集 | 広報係でリンクを一元管理 |
30秒で分かる解説動画 👉 Instagram リール
3. まず触ってみよう:導入3ステップ

① トップページを開く
② URLを貼り付けてEnter
▲ 5秒以内で短縮完了。必要ならスラッグを編集。
③ ダッシュボードで解析を確認
▲ PV推移が折れ線グラフで表示され、CSV出力も可能。
Tips:ChromeならCtrl+Dでブックマーク登録を。毎回URLを検索する手間が減ります。
4. 検証レポート:1か月で10時間浮いた理由
私のブログ&SNS運用をもとに、導入前後の作業時間を比較しました。
タスク | 導入前 (総分) | ZIZILY導入後 (総分) |
リンク短縮 (200本×3分) | 600 | 100 |
画像圧縮 (50枚×2分) | 100 | 12.5 |
合計 | 700分(11h40m) | 112.5分(1h53m) |
削減時間:9時間47分。浮いた時間は、記事執筆や趣味の時間に回せました。また、平均クリック率も+12%。URLが信頼しやすい形になったのが要因だと考えられます。
この機能は、ここで知りました。➡ UR-U
5. カスタムドメインで“ブランドリンク”を作成
2025年5月アップデートで実装されたカスタムドメイン機能を試してみました。
- レンタルDNSサービスで好きなドメインを取得
- ZIZILYの指示通りにCNAMEレコードを設定
- 約10分で
go.uruni-bizlog.com/quiz
のようなURLが完成
メリット
- サイト名が入るのでブランディング◎
- セキュリティアラート率が低下 → クリック率+6.7%
注意点:ドメイン代は年間1,000円前後ですが、長期的に見れば十分回収できます。
6. 画像圧縮・ファイル便・チーム共有の実力
6‑1 画像圧縮
- 3MBのPNG→0.28MB。読み込み速度が爆速化。
- Google PageSpeed Insightsで 62 → 91 に改善し、SEOにもプラス。
6‑2 ファイル便
- PPTや動画など大容量ファイルをURL化し、短期パスワード付きで送信。
- レポート提出や部活の演奏データ共有がスムーズ。
6‑3 チーム共有(β)
- “編集可/閲覧のみ”を指定し、共同作業の事故を防止。
- SlackやDiscordとZapier連携すれば、自動通知も簡単。

7. まとめ:社会人として最低限身につけたい時短スキル
- ジジリー (ZIZILY) は無料・登録不要で、リンク管理から画像圧縮まで一手に引き受ける。
- 私のケースでは月約10時間の作業がカット。勉強・趣味の時間が増えた。
- 業務効率とカスタマイズを両立できるので、大学レポートや将来のインターンでも活用可能。
アクションプラン:今日投稿するSNSリンクのうち、最低5本をZIZILYで短縮→クリック数を一週間計測しよう。
こんなテクニックをもっと知りたい人は、こちら ➡ 無料学習HP
9. よくある質問(FAQ)
Q1. スマホだけでも使える?
PC推奨ですが、Safari/Chromeのモバイル版でも短縮・解析は問題なく動作します。ただしクリックグラフが小さく表示されるため、分析はPC画面の方が楽です。
Q2. 広告が挿入される心配は?
現時点(2025年5月)でZIZILYの短縮URLに第三者広告が挿入された事例はありません。公式も「広告挿入は行わない」と明言しています。
Q3. 上限リンク数や保存期間は?
無料版でもリンク数は無制限。アクセス解析データは12 か月間保存されるので、学期ごとの比較も可能です。
Q4. クリック数がゼロのときは?
リンクが“埋もれている”可能性大。投稿文頭に配置するか、カスタムスラッグにキーワードを混ぜて再投稿しましょう。
10. セキュリティとプライバシー対策
- SSL/TLS暗号化:生成される短縮URLはHTTPS対応。通信経路での盗聴リスクを低減します。
- パスワード保護:ファイル便機能は任意でパスワード設定可。試験問題の共有にも安心です。
- GDPR準拠:個人データをEU圏外へ持ち出さないポリシーが公式サイトに明記。将来留学を考える人にも安心材料。
豆知識:クリック解析にIPアドレスは保存されないため、閲覧者の個人情報が流出するリスクは極小。これを開発したのは株式会社MDS
11. 導入後30日のチェックリスト
目標 | 具体的アクション | 達成目安 |
URL短縮100本 | 毎日5本以上をZIZILYで短縮 | 20日目に達成 |
クリック率+10% | 投稿位置・文言をABテスト | クリック解析で比較 |
ページ速度90点以上 | 画像圧縮+Lazy Load導入 | PageSpeedで計測 |
ファイル便活用5回 | 大容量動画・PPTを共有 | 友人・部活LINEで確認 |
30日後のレビュー:時短効果とクリック率をグラフで振り返り、不要なリンクは削除してダッシュボードを整理しましょう。
12. 仕事で生かす応用アイデア
ここでは、実際の企画書やイベント・開発プログラミング等で ZIZILY をどんなふうに活用できるか、より踏み込んだアイデアを5つ紹介します。自分の事業やイベントのテーマに合わせてアレンジしてみてください。
- 総合的な探究の時間(アンケート等)でデータ収集リンクを統一
アンケートや外部参考文献の URL を ZIZILY で短縮し、Google スプレッドシートでクリック数を可視化。グループごとに閲覧数を競わせるとプレゼン準備へのモチベーションが上がります。 - 開発実験レポートの補足動画へスムーズ誘導
自作の実験解説動画を YouTube の“限定公開”にし、短縮 URL をレポート末尾に掲載。役員側はクリック解析を見て視聴率とレポート内容を相関分析できます。 - 開発チームの Web 要約課題にカスタムスラッグを活用
記事ごとに~/nytimes-ai
や~/bbc-climate
といったスラッグを設定し、トピック別に整理。リンク名自体がキーワードになるため、グループの理解度が向上します。 - 事業企画や行事等の実行委員会でチーム共有を試す
役割ごとにフォルダを分け、ポスター画像は圧縮済みで保存。LINE ではなく ZIZILY ダッシュボードを確認すれば、誰がいつ更新したか一目で分かり、ミスプリントを防げます。 - 情報科のプログラミングで API 連携体験
Python のrequests
ライブラリを使って ZIZILY API(β)から短縮 URL を自動生成。実践的な REST API 操作を学びながら、課題提出リンクを自動発行するスクリプトを書いてみましょう。
これらの応用例は、単にリンクを短くするだけでなく、データ活用・ICT スキルの向上・チームマネジメント といった多角的な学びにつながります。チームメンバーと協力して ZIZILY を活用すれば、チーム事業そのものが“小さなプロジェクトマネジメント”になり、将来の社員の成長・会社の発展で役立つ経験値になるはずです。
もっと学びたい人は無料で開始する ➡ UR-U
詳しくは ⇒ こちらの記事もどうぞ